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Grappa di Casalferro Barone Ricasoli
トスカーナ州 バローネ リカーゾリ社 alc.45% 500ml

アルコール感はしっかりとしているけれども独特の香り。
例えるならば中国酒のようなふわりと香辛料的なイメージ。

最近では一週間と間をあけるとサッサの料理が恋しくなるという病に冒されまして。
お医者様でも草津の湯でも治らない恋患いはやはり愛しい方にお会いしなければ。

ということでやっぱり丸腸のトマト煮込みを頂くのです。ああ、旨いわ。
これさえあればいくらでも呑めてしまうという禁断の媚薬。

今回はやや煮込みが浅めのフレッシュな味わい。
これはこれでどんどん煮込まれていく様子を見るのも大好きなのです。

そしてやはり〆にはグラッパ。
今回はバローネ リカーゾリのカザルフェッロ。

メルロー100%のグラッパは45度とアルコールは高め。
確かにパンチのあるアルコール感です。
しかしそれ以上に香りが良い。

この揮発感のある香りは以前どこかで…。
ああ、そうです。中国酒。五粮液(ウーリャンイエ)ですわ。
香ばしいような甘い香りが食後酒に実に合います。

まさかこんなところで中国の宿酔必至な酒のニュアンスに再び出会えるとは。
蒸留酒の世界は実に奥深く広いものです。
ということで今夜も御馳走様でした。

抜栓王に俺はなる!\(^o^)/