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FRATTE di Visciola TERRACRUDA
マルケ州フラッテ・ローザ テラクルーダ社 alc.40% 500ml

抜栓と同時にその濃縮された香りに圧倒されます。
これ、何の香りだっけ?え?あ!梅ガムですか!
その香りとは裏腹に、甘さは思ったよりも控えめで柔らかいグラッパです。

二杯目のグラッパはあまりにも個性的なのでデザートを合わせて頂きました。
若いフジイ君に嫌がらせかのように無理矢理お願いして。
途中佐々木シェフと相談しながらのドルチェ盛り合わせ。
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ジェラートとポレンタ、梨そしてティラミス。
ティラミスはココアパウダーを抜きで。
そしてポレンタはしっかりとお酒が。
きっと軽く青い炎で燃え上がりそうです。
全体にグラッパの香りを邪魔しないように選んでくださいました。

そして最期のグラッパ。
このフラッテ・ディ・ヴィッショーラは何せ香りがもの凄くユニーク。
うん、面白い。

強烈な合成香があがるのです。
御料人様にいわせれば香水のような香り。
いや、でも違う。この香りはよく知ってます。
うーん、と唸っていたら佐々木シェフの一言。

「これは梅ガムの香りですね」

それだーーー!
子どもの頃の懐かしき香り、そうそう梅ガムですわ。
納得したところで早速ひとくち。
ほう、香りの割にはやさしい甘さが広がります。

スミノミザクラという酸味の強いサクランボやインクロッチョ・ブルーニ54、アレアティコ等を使っているそうなので、そのどれかもしくは組み合わせでこの香りと味が出来ているのでしょうか。

そして一口飲んだそのあとからは梅ガムの合成香ではなく、濃縮された果実の香りに感じます。
やっぱり開けたてというのもあったのかもしれません。
そしてアルコールを感じないのです。尖った口当たりがないからでしょうか。 

それでもしっかりと40°のお酒ですからね。
調子に乗って呑み過ぎないように気をつけねば。
こういう楽しいグラッパに当たるのも幸せなことです。

抜栓王に俺はなる!\(^o^)/